肌にはコラーゲンが多くあることから、
コラーゲンを摂る事によって肌のコラーゲンが
回復すると思われていました。
食べたコラーゲンがそのまま
肌のコラーゲンになる事はないと言う事。
コラーゲンはアミノ酸で構成される
「タンパク質」です。
コラーゲンを食べた場合、体内で
アミノ酸レベルに分解されてしまうため、
直接的にカラダのコラーゲン量が増える訳
ではないと考えられてます。
コラーゲンは厳密に言うと
「タンパク質」のことです。
私達のカラダを構成するのがタンパク質ですが、
コラーゲンはタンパク質全体の30%
を占めています。
私たちの体は60兆個の「細胞」というもので
出来上がっていて
この一つ一つの細胞をくっつけているのが
「コラーゲン」です。
コラーゲンは摂取すると体内でバラバラに分解
されてしまうそうで、食べたコラーゲンが
肌のコラーゲンにはならないようです。
しかし、コラーゲンが分解される事で
ある細胞が活性化する事がわかりました。
その細胞とは「繊維芽細胞」という細胞です。
繊維芽細胞とは
体内でコラーゲンを作り出している細胞で、
この繊維芽細胞が働く事で
カラダのコラーゲン量が保たれています。
年齢と共にコラーゲンが減るのはこの
が働かなくなるからと考えられているそうです。
コラーゲンを摂取するとアミノ酸やペプチドに
分解されますが、この「分解」が起こると
繊維芽細胞が
「体内のコラーゲンが分解されている」
と認識して、コラーゲンを新たに作り出す事が
分かりました。
この事からコラーゲン摂取は効果があるという可能性が出てきたそうです。
「美肌になりたい」という方の為に、
栄養士さんがオススメしているのが…
『アミノ酸スコア100の食品を食事に
取り入れる事』。
アミノ酸スコアとは食品に含まれる、
必須アミノ酸の組成を数値化したものです。
100が最大で、100に近いほど
必須アミノ酸がしっかり含まれている事を
示しています。
私達のカラダはアミノ酸で出来ているため、
アミノ酸バランスが良い物を摂取していれば
コラーゲンが体内で作られ、
肌も回復していきます。
その『アミノ酸スコア100』の第一位に
上げられていたのが、
「鶏ササミ」でした!
ですから、昨日「鶏鍋」を頂いた私は、
今朝起きた時、吸い付くようなお肌を
していましたが
「効果覿面」であった、と言う事ですね